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2006年07月23日

男性の男性による男性のための・・・!?

 梅雨がアケマヘン!どうやら、明日の名張川納涼花火大会も順延か?・・・準備をしてきたスタッフのみなさんは、大変やねえ−、ホントご苦労様です。例年梅雨明けが20日前後なんで、24日の花火は、梅雨明け早々の真夏の祭典という雰囲気なのに、今年は異常やね。テルテルぼうずさん、たのんまっせ!

 今日は、三重県とアイリスネットワーク主催の「三重県男女共同参画社会づくり研修会」(津)、並びに地元での「NPO法人らいふ」さんの設立記念パーティーに参加。先の、アイリストップセミナーは、毎年極力参加をしている。「男女共同参画社会づくり」は、「平和」と並んでワタシのライフワークの一つであり、ワタシの5つの公約の一つ「女性や高齢者がいつでも、能力を発揮できる“生涯現役”システムづくりを進める」にも関わるものだ。

 今日のセミナーの目玉は、猪口邦子 少子化・男女共同参画担当大臣(やけに長い!)の講演だ。党派は別として、男女共同参画社会づくりを敢然と看板に掲げ、国が積極的に取り組む姿勢を示していることは大いに評価したいし、猪口大臣にもがんばっては欲しいところ。様々な形の積極的な施策提案は、されたものの、予想どおりというか、予算対応のメドも立てずに何をはしゃいでやっているかと、男性閣僚の冷ややかな目線もあったりして、少し応援したい気分でもある。(服装センスも含め、ちょっとケッテイなおばちゃまやけどね〜)

 約1時間の講演は、あまり目新しいネタもなく、学者風の淡々とした説明が続いた。もう少し、具体的な訴え掛けが欲しかったが、まあ、個々それぞれ温度差の大きな話題だけに、仕方のないところか。ジェンダーの言葉の問題から逃げず、「社会的性別」という訳できちんと意味づけし、性別による固定的役割分担が社会的に作られたものであることを意識していくことから始めようという話は評価できる。

 男女共同参画については、04年11月に、ワタシなりに議会で一般質問している。

 議会の動画記録平成16年第4回定例会分で見てもらうことができる。

 このときにも話したが、男女共同参画をさらに進めるには、一つ目のキーワードは「男性側の意識改革」、二つ目のキーワードは「企業の取り組み」、この二つに尽きる。そして、その先には、日本人の働き方のあり方を大きく転換しないとダメ!!「男性側の意識改革」は、啓発以外にない。「男女共同参画」というと、女性ばかりが集まるような研修会が多いが(実際男性が参加してくれないというのが現実だが)、それでは男性側の啓発が進まない。男性の男性による男性のための啓発セミナーがあってもいいくらいだ(あまり行きたくない??)。

 行政においても、「男女共同参画」の担当管理職は女性が多い。これは、やめてほしい。そんな安易な人事はすべきでない。有能な女性職員は、有効に使ってほしい。「男女共同参画」の担当管理職は、男性にすべき。そして、毎年でも、入れ替えて、できるだけ多くの男性管理職に、、「男女共同参画」の概念をたたき込むべし!そうすれば、少しは職場の意識改革も自然に進む。

 企業の取り組みについては、「男女共同参画」に積極的に取り組む企業にインセンティブをということで、入札参加の格付け評価に、その取り組み加算を設けている自治体がある事例をその時紹介したが、国もようやく積極的に実施の方向で検討が進んでいるようだし、実践する自治体も随分増えてきた。できれば、三重県や名張市も先進的に取り組んでほしいところ。ホンマたのんます!

 

投稿者 boss_blog : 2006年07月23日 21:32

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