« やっと梅雨明け!? | メイン | 里山を守る人々 »

2006年07月28日

まちづくりは「つづく〜!」

 今日も引き続いてアツイ!!日差しをまともに浴びると、皮膚が焦げるような感じまでする。夏らしい!と言えば夏らしいが、素直に謳歌できないのはトシのせいか・・・。

 昨日は、まちづくりについて書いたが、少し書きたらない気がして「つづく〜!」と行きましょ。6月19日の一般質問で、地域の産業振興と絡めて、まちづくりについても提案する予定だったが、1番目の質問項目で知事の「みえの舞台づくり百人委員会」のあり方に因縁をつけている(品がないか・・・)うちに時間を消耗してしまい、用意した提言が話せなかった。

 その中から、特に地元名張のまちづくりと産業振興に関わって、一つ言いたかったことがある。それは、コミュニティビジネスのこと。コミュニティビジネスとは、何も新しいビジネスではない。子育てや高齢者福祉、あるいは、環境や地域活性化などの分野で、今、すでに地域の中で実施されている。高齢者への給食サービスや子どものデイサービス、リサイクル商品の販売などなど。そして、キーワードは、それぞれが継続して成り立つように、収益を上げていること。無償奉仕のボランティアとは異なる。

 名張は、住宅地に転居してきた団塊の世代が圧倒的に多く、そして、一気に今退職を迎える。名張市は、市内の団塊の世代に、まちづくりの新たなる人材供給源としての期待をかけているようだが、ボランティアでは続かない。今の、まちづくりに携わってくれている区の役員さんがたを見ればよくわかる。消耗が激しすぎるが、何の実入りもない。情熱だけでは続いていかない現実がある。公が担えない住民の公共的なニーズに利益追求とのバランスを取りながら応えていくコミュニティビジネスは、持続可能な社会には欠かせないシステムだと言えるし、そのマンパワーが豊富に湧き出ようする名張には、非常に適したビジネスになると思う。

 問題は、そうした住民ニーズ、あるいは、実施主体となるNPOや企業、市民活動グループと、生き甲斐を求めて活動場を探す住民との接点をいかに上手に作っていくか。そこがポイントだ。旧町の空き家・空き店舗を活用して、そうした接点となるようなサロンを是非つくるべきだと思う。そして、そうした場を供給したり、間を取り持つコーディネーターを養成していくことが、今の行政の果たすべき役割だと思う。主役は、あくまでも地域住民なので。取り急ぎは、市や県の関連のホームページに、コミュニティビジネスの窓口となるサイトだけも立ち上げられればいいかな・・・次回に、「つづく〜!」
 

投稿者 boss_blog : 2006年07月28日 17:06

コメント

コメントしてください




保存しますか?