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2006年07月05日
小さな一歩ですが・・・
昨日は、名張の街にとって、ひょっとしたら、というか、願わくばというか、静かで小さな一歩ではあっても、後に大きな第1歩となる出来事がありました。かねてから、水面下で調整されていた名張市内の3団体、名張青年会議所、名張商工会議所青年部、名張企業リーダー会の合同会議の初会合が、夜7時からアスピアで開かれました。
市内の若手リーダーたちが、それぞれの団体の垣根を越えて、また、それぞれのキャラクターを活かしながら協力しあって、自分たちの発想と力で、愛すべき名張を元気で活気のある街にしていこうと結束することとなりました。三つの団体を合わせると、会員は90人近くになり、互いに切磋琢磨しながら、今は何の力がなくとも、いずれは、地域の中で発言力を持てるぐらいに、大きな共同体に育てていこうと、互いに意気込みが語られました。
わたしも、名張企業リーダー会の一員として参加させていただき、「プレゼン」として、昨秋に県議会で議員提案条例として可決した「三重県地域産業振興条例」をPRさせてもらい、併せて、地域があらたに産業振興に取り組むきっかけづくりの事例を紹介させてもらいました。
この初会合に参加させてもらって、何よりもうれしく感じたのは、それぞれがお互いを認め合って、その上で、自分たちの団体単独ではできない、もっと大きなことに挑戦をしていこうという思いが溢れていたことです。こんな言い方をすると、失礼かも知れませんが、数ある市民活動のグループや団体の中には、「自分たちがやっていることが一番」、「どこそこの団体が一緒にやるのならお断り」などといった、互いの足の引っ張り合いや閉鎖的な体質が見受けられたりすることがありますが、それでは、大きな街のエネルギーとして拡がっていくことに繋がりません。そういう意味からも、彼らの冷静で地に着いた目線と、この地元名張を何とか変えていきたいという闘志に、エールを送るとともに、精一杯応援をしていきたいと感じた夜でした。
投稿者 boss_blog : 2006年07月05日 22:15