« 水道事故も落ち着きました! | メイン | 雨雲が恋しい!? »
2006年08月04日
夏バテです!・・・
暑い!夏だから、当たり前といってしまえば、それまでだが、ホンマあつい!群馬で今夏最高の38.6度というニュースが載っている。ちなみに、このあたりはどうなのかと、気象庁のHPをのぞいてみると、上野(伊賀市だがデータ上は上野のまんま)で34.9度(15時40分に)、お隣の奈良で35.0度(15時29分に)という数字だった。いやいや伊賀は低いじゃん!なんて一瞬思ったけれど、それは38.6度という数字が先に頭にあったから。よ〜く考えりゃあ、35度もメチャクチャ暑い!外に立っているだけでクラクラくる感じだった。恥ずかしながら、少々夏バテ気味!早く秋がきてほしい!!と言いたいところだけど、この暑さで商売が繁盛のところもあるので、小さな声で・・・。
時間の合間に、新聞のスクラップを整理していたら、数日前の記事で、夜回り先生で有名な水谷修先生の記事が目についた。いやあ〜まだ、元気にがんばってはるんやあ−と、あらためて思った。ご存じの方も多いはず。横浜?だったかな、の元定時制高校の先生で、現役時代から(今は講演活動と旅先での夜回りが仕事・・・でいいのかな)、夜の繁華街を夜回りと称して歩き、中学生や高校生、いわゆる未成年の子どもを見つけては声を掛ける。夜の街を徘徊する彼らのほとんどは、心に大きな傷をもち、それを癒してくれる、ドラッグや売春、暴力などに染まっていく。彼らへの声掛けが、水谷流のレーダーで、心に空いた穴が大きい子どもたちほど、心のSOSを発し、不思議と繋がってくる。
毎日かかさずの夜回り。ヤクザに食い物にされている子どもを助けに行き、指をつぶされたこともあるらしい(イヤー痛い!怖い!ヤメテそんなん!)。その世界にも名が通っている。そして深夜に帰宅してからは、朝方まで、一日数百通の子どもたちのSOSメールに返信を書く。メールを打ち過ぎて指はいつも腱鞘炎状態だそうだ。リストカットをしそうな子は電話で話もする。危険な状態であれば、家に連れてきて、面倒もみる。朝からは当然勤務。一体いつ寝とんねん、この人はと思った。
おまけに、最近は、確か肺ガンを患っていると報じられていた。本人のコメントで、抗ガン剤を使うと体力を消耗して、夜回りや講演を続けられないからと、拒否しているとのことだった。いやあ〜、こんなヒト、世の中にいるなんて信じられんと思った。そんなこともあって、「いやあ〜まだ、元気にがんばってはるんやあ−」と感じたわけでして・・・。
水谷先生の講演は、2年前?だったかな、伊賀市に来られた時に聴きにいった。テレビのドキュメントも随分録画した。悩める子どもたちを救うためなら、自らの命もかえりみない。この人は、ホント、スーパーマンだと思った。しかし、ちょっと待てよっと。この人がいなくなったら、どうなるんだろうか。子どもたちが、だれ一人救われない世の中になってしまう?確かに、夜回り先生の存在は偉大だし、すごいと思う。でも、こんなスーパーマンみたいな人が一人いることよりも、大切なこと。それは、今の学校の先生や子どもたちの親が、力はチョビットでも、ほんの少し夜回り先生のようなあったか〜い気持ちで子どもたちに接してやれば、もっと数多くの悩める子どもたちが救えるはず。そうは思いません?みなさん。
投稿者 boss_blog : 2006年08月04日 23:07