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2006年08月08日
海のバリアフリーまつり
台風が来るのを心配してたけれど、大丈夫そうやね、名張は。8号が明朝くらいには伊賀に最接近かと思われたが、急に進路が東に向いたので、影響は少なそうだ。ホントありがたい。進路先の地域の方は十分気を付けてください。
数日前にY川さんから久しぶりに電話があった。今月の19日、20日に「海のバリアフリーまつり in 河芸」というイベントをやるので、手伝ってくれる人を声掛けしてほしいとの依頼だった。今日、その詳細がFAXで届いた。Y川さんは、3年前、ちょうどまだワタシが議員に成り立てのころ、知的障害を持つ人たちのオリンピック、「スペシャル・オリンピックス」が長野で開催される(アジアで初めて)にあたり、それを盛り上げるためのイベント「トーチランみえ」の事務局長をされていて、ご縁があってワタシもお手伝いをさせてもらった。
当時は、「スペシャル・オリンピックス」を意味する「SO」という言葉も普及してなくて苦労した。オリンピックは言うまでもなく、身体障害者のみなさんのパラリンピックもメジャーになっている。しかし、この知的障害者のみなさんのオリンピック、「スペシャル・オリンピックス」は、なかなか知られていない。少しでも、知ってもらおう、そして、また資金的にも援助していこうという趣旨で、全国各地で聖火を持って走る「500万人トーチラン」が行われ、この名張や伊賀地域でも、多くの市民のみなさんに参加をいただいた。また、長野の本大会には、三重県からは山根政人さん(スノーシューイングの部)が出場した。
トーチランは単なる一過性のイベント。SOの本来の趣旨は大会にあるのではなく、普段、地域の中で、スポーツを通して、知的障害を持つみなさんが自立への力を養っていくこと、そして同時に、健常者のみなさんと交流を深めていく、ことだ。なので、できれば地域の中で、SOの運動を地道に根付かせていくことが大切と感じていたのだが、結局、実現できていない。反省反省反省。県全体では、サッカーや陸上、水泳の部門で熱心な取り組みが進んでいる。名張でも、こうしたアクションが求められている。(名張でも、陸上競技を愛好しているみなさんがボランティアで、身体障害者の方をサポートして一緒に走ってくれている。ありがたいことです。)
そんなことで付き合いのあったY川さんからの久しぶりの依頼。以前から行われている、海をフィールドにした障害者のみなさんとの交流会だ。少しでもお手伝いいただける方がいらっしゃればと、ここに、案内を載せます。
◎イベント名 海のバリアフリーまつり in マリーナ河芸
◎日 程 8月19日(土)、20日(日) 10:00〜17:00
◎場 所 マリーナ河芸
◎内 容 ・障害者用教習艇の乗船体験
・ボート・ヨット乗船体験
・砂浜用車椅子「ランディーズ」展示・体験
・障害者作業所の展示即売会 などなど
※お問い合わせは、タウンサポートbossまで TEL0595−61−0775
投稿者 boss_blog : 2006年08月08日 23:10