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2006年08月09日
しがらみとの闘い
市議会議員選挙が本番間近に迫ってきた。立候補予定のみなさんにお話を伺っていると、意外に「市民の反応が弱い」、「あまり盛り上がっていない」「静かだ」という感触が多い。いつも、夏の暑さに比例してヒート・アップしてくるのだが、今夏は暑さがとびきりなので、選挙熱も追いつかないのか。
ケーブルテレビでは、「地方自治と選挙」というテーマで討論番組が行われていた。(最近のアドバンスコープは、ワタシが制作にいたころと違って、ローカルメディアとはいえ、随分とジャーナリスティックになったと思う。教育や福祉、環境、農業といったテーマを身近に捉え、十分な調査の上に番組づくりをしていると感じる。スタッフに敬意を表します!!)。
番組の最後に、コメンテーターの岩本教授(三重大学人文学部)が、「地域推薦の見直し」という言葉を使っていた。今回の市議会議員選挙にあたって、そろそろ、自分の住んでいるところの人だから投票する、あるいは、地域の人なので仕方なく投票する、ということをやめようと呼びかけていた。
市議会議員選挙は、まさに、しがらみとの闘いの選挙と言われるくらいだ。地縁・血縁・団体・企業と、がんじがらめの世界。政策論争よりは、いかに候補者との関係が深いか浅いかが勝敗を分ける。(もちろん、国政も県政も同レベルだが・・・)。二元代表制の一翼を担う議会の一員として、名張市政に対して、どう関わろうとするのかが、本来問われるべきはずなのだが、現実はチト違っているか。いやいや、名張市民の意識はもっと高いはず!?答えは、27日の結果に見えてくる。注目しましょう!
投稿者 boss_blog : 2006年08月09日 21:36