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2006年09月24日

何とか戦線復帰!?

 いやあ〜まだ少し熱っぽいのと体のだるさがとれないが、動き始めれば何とかなるもの。朝から3ヶ所の運動会と身体障害者スポーツ大会に出席、午後からは、「東大寺黒田荘と矢川の歴史」の講演会(皇学館大にて)に参加した。朝一は、久しぶりに母校、名張小学校の運動会を訪問、何となく懐かしい気分だったが、やはりここでも子どもの減少が目に付く。人数の影響だろうか、昔と比べると活気の違いを感じてしまう。
 
 午後の講演会では、文化庁の文化財調査官、横内裕人さんから黒田荘の歴史的背景や松明調進行事について話をきかせてもらった。講演会の後は、バス3台に分乗して、矢川の別所、極楽寺、道観塚などを見学させてもらった。

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※「東大寺黒田荘と矢川の歴史」の講演会(皇学館大にて)

 赤目町一ノ井の松明調進行事とのお付き合いは随分と古くて長い。確か記憶では昭和62年頃に、青年会議所のみなさんの手によって笠間峠経由での歩いての調進(途中バスを利用するが)が復活したはず。その翌年から、市役所で広報担当になり、4年間、調進行事を追っかけ取材をした。この後市役所を退職して、地元のケーブルテレビ(当時はNAVA21、現アドバンスコープ)に勤めたが、ここでも制作時代を含め2〜3年、密着取材をさせてもらった。講長さんも、当時は福岡さんや竹田さんの時代だったと思う。大変お世話になった。

 松明調進行事は毎年、3月12日と決まっている。毎年欠かさず参加をと思っているものの、この時期は3月議会の真っ最中。今年も予定を見てみると、残念ながら予算決算特別委員会の予定になっている。つらいね−。でも、笠間峠あたりまでは参加できるか。あと、おたいまつは、夕方奈良まで走ればいいわけやね。

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※達陀(だったん)の行に使われる松明

  松明調進行事は、ぜひ、多くのみなさんに参加してほしい。始まった当初から比べれば、随分参加者も増えたと思う。それでもまだまだ、700年以上も続いているこのすばらしい行事を知らない名張市民もたくさんいる。ぜひ、自分の目で耳で見聞きをして、体感してほしい。

※松明調進行事=東大寺二月堂の修二会で行われる達陀(だったん)の行に使われる松明を、赤目町一ノ井の松明講が700年以上も寄進をしている。松明といえば、12日の夕刻に二月堂にて振り回される籠松明が有名だが、寄進される松明はこれに使われるのではなく、13日未明の達陀(だったん)の行で使われる。調進行事に参加される方は、是非とも、この達陀(だったん)の行を見て欲しい、というか、これを見なければ意味がないくらい。荘厳で幻想的な儀式だ(午前1時〜2時頃行われるお水取りもすばらしい)。調進行事は、午前中には二月堂に着くので、夜まで待たなくてはならないのと、時期的に大変寒いこと、それに女性が中に入れないというハンディは、ちょっとつらいですが・・・。

投稿者 boss_blog : 2006年09月24日 21:10

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