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2006年10月30日
ホント一気にお寒う〜ございます・・・NO.92
名張の秋祭りが終わると、ホント一気に寒くなる。みなさん、風邪をひかないように。今日は、恒例の病院事業民営化検討委員会で東京へ。日帰り会議に慣れたとは言え、年内に中間報告をまとめるため、月1回の開催から月2回の開催になった。スケジュール的に、非常に厳しいところ。ちょい、つらいっす。
今日の論点整理でも、前回同様、県や県立病院の役割をどう考えるかということが議論になった。癌などの高度医療や、3次救急医療など、果たすべき役割はいくつも挙げられるが、いずれも、極論すれば民間でも可能だ。ワタシは、現時点で県や行政が果たすべき役割、もしくは、県や行政しか果たせない役割として残るのは、地域医療を崩壊させないための、医師や看護師、研修医などの人的医療資源の確保だと思う。
三重大学とは別に、県が主体性を持って人的医療資源の確保の責任を持つ。たとえば、四日市の総合医療センターを核として、卒後研修プログラムの充実(特に後期の研修プログラムの確立)を図り、官民問わず県内の病院とネットワークを構築して、研修医を派遣、研修をさせる。こうして、地域医療のスタッフを確保するとともに、総合医療センターとの交流の中で、より高度な医療技術の習得も可能とする。そういう意味では、総合医療センターのみを県立病院とし残し、他は、可能な限り民営化手法を導入し、ネットワーク傘下の病院として地域に残していくという手法はどうだろうか。いずれにしても、地域医療を守ることが最優先されるべきだ。
投稿者 boss_blog : 2006年10月30日 23:47