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2006年11月02日
田中徳三監督と藤村志保さんの素敵なお話し・・・ NO.95
今朝は、近鉄桔梗が丘駅西口での朝立ちでスタート。しばらく、朝立ちは、とんでしまっていたので、少々眠い。でも、出勤途上のお知り合いから激励の声をいただいたりして約40分ほどの街頭演説を気持ちよく終えさせてもらった。
本日は津にて、9時半より議会の広報委員会、10時〜15時まで予算決算特別委員会が行われた。今日の予決委員会は17年度決算に関わる総括質疑。前回同様、この委員会質疑は今期から事前通告なしのブッツケ本番の真剣勝負となっている。質問する議員も、答弁する知事をはじめとする執行部側も、緊張感で一杯だ。でも、その緊張感が、テレビ中継を通して、真剣みのある議論として、県民のみなさんにはきっと伝わっているに違いない。
決算に関わる質疑となっているものの、いきおい、話題の案件に言い及ぶこともしばしば。今日も、いじめの問題や高校の未履修問題なども話題に。そんな中、地域の医師不足対策に対する議論も出たのだが、担当部長の答弁には驚いた。マッチング後の県内の研修医の充足率の低さの指摘に対して、「充足率はあくまでも受け入れ側のキャパに対する数字。県内全体の研修医数はここ数年、変わっていない。それほど三重県内の中で医師が極めて不足しているという状況とはそんなに認識していない」という趣旨の答弁だった。
確かに、数字としてはそういうことかも知れないが、現在の地域における医師不足の窮状を考える時、この答弁はあまりにも無神経な答弁だ。医師不足解消に向けての県の役割放棄、主体性、積極性の欠如と指摘したい。ある意味、担当部長は正直なので、県がなかなか主体性を発揮できない特殊な世界であることに対するいらだちが、こういう発言になったか・・・。
夕方には、地元名張に戻り、連合三重伊賀地域協議会の役員会に出席。夜は、田中徳三監督の映画祭(青少年センター)に参加した。田中徳三監督は、京都大映で、勝新太郎や市川雷蔵を主演に「悪名」「眠狂四郎」「兵隊やくざ」シリーズなどを監督した名匠だ。しかも、地元名張に越して来られて約16年、ワタシと同じ百合が丘にお住まいされている方だ。今年、86歳になられているが、とってもお元気で、素敵なジェントルマンでいらっしゃる。こんな素敵な、そして、すばらしい方が近くにお住まいいただいているとは、ホント光栄なお話。
今夜は、特別に、親交の深かった女優の藤村志保さんとのトークショーがあり、監督の仕事ぶりや人柄がよく感じられ、素敵なお話をいくつも聞かせてもらった。いつもでも、お元気で、そして、また、映画やお仕事にまつわるお話をたくさん聞かせてくださいね。お話だけ聞いて退席をと思っていたのに、そのあと上映の映画「怪談雪女郎」(田中徳三さん監督、藤村志保さん主演)を最後まで見ることに。二人のお話を聞いた後だけに、エンディングまでとても興味深く鑑賞させてもらいました。
PS:実行委員会のみなさん、代表の的場氏(同級生です)、すばらしい企画、本当にありがとう!!
投稿者 boss_blog : 2006年11月02日 23:19