« 大荒れの天気です       NO.99 | メイン | 妻の圧倒的な影響力のもと・・・ NO.101 »

2006年11月08日

記念すべき100号!       NO.100

 7月に始めたこのブログも、記念すべき100号を数える。スタートした時は、果たして長く続くものだろうかと心配したが、何とかここまでは持ちこたえてきた。まだまだ、先は長い(エンドはあるの?)が、まあ、この身の続く限りがんばりましょう。応援、よろしく頼みます。

akameeki.jpg

 今朝は、近鉄赤目駅での朝立ち(街頭演説)でスタート!そして一路、津まで。今日は、終日、県立病院の民営化検討委員会の活動が県内で行われ、出席をした。

 本日のメニューとしては、午前午後の2回に分けて、公立病院(市立や町立など)を持つ市町の首長さんや担当者にお越しをいただき、県立病院に関わっての意見交換会を実施させてもらった。併せて、夕方からは、強行日程で、県立志摩病院に出向き、院長先生をはじめ現場のお声を聞かせてもらった。津に戻れたのが、夜の7時半。今日も、長い一日でした。

 午前の部には、地元の亀井名張市長にもご参加いただいた。県全体の医療政策がどうあるべきかを議論せずに県立病院の民営化の議論を進めれば、あるべき方向性を見誤るとの貴重な指摘をいただいた。全体的には、首長さんや担当者のみなさんから出てくる話のほとんどが、県立病院のあり方の問題より、自らが抱える公立病院の医師不足の危機的状況であった。それだけ、切実な悩みであるとともに、一方では、地域内や隣接に県立病院がない地域にとっては、県立病院の存在意義が希薄であるとも受け取れた。いずれにしても、今、県に求められている最大の役目は、医師や研修医の確保のためのシステムやネットワークづくりであることに間違いはない。

 夕方から伺った県立志摩病院では、田川院長から説明を受けた。議会の特別委員会で、「医師がいなくなって、地域医療が一旦完全に崩壊してしまう。そこまでいかないと、この状況は変わらないのでは」と、嘆いた院長さんだ。説明を受けながら、この病院が、県立か否かは別として、救急医療や2次医療のために、この地域にとって欠かせない存在であることが良くわかった。一方、地域内にある市立病院等との再編統合には、派遣元の大学病院の存在が、まだまだネックになる感じだ。

simabyouin.jpg
※県立志摩病院にて

 先般の特別委員会の時から、気になっていたことがあったので、この際と、院長に尋ねた。と言うのも、三重大ですら研修医を3人しかゲットできなかったのに、この志摩病院は4人ゲットしている。何が、研修医を惹き付けたのか。院長曰く、一つは「指導医のライセンスを持つ医師が8人こちらにはいて、マンツーマンの指導ができることではないか」とのこと。そして、もう一つは「大病院ではない故に、一人ひとりが余裕をもって患者を見れること。すでに、大病院からは研修医が逃げている」とのお話。勉強になりました。

投稿者 boss_blog : 2006年11月08日 22:41

コメント

コメントしてください




保存しますか?