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2006年12月26日
人が人を裁くこと・・・ NO.138
宣言どおり、12月はよくコケます。夜の会合も、お酒が過ぎるとよくありません。そんな訳で、2日もサボタージュしてしまいました。不覚、いや、深くお詫び申し上げます。年内、あと一日くらいコケそうですなあ。なんとか、その辺で踏みとどまりたいもの。がんばりましょう。
今日は、なんと言っても、名張毒ぶどう酒事件の奥西被告人の再審決定取り消しが衝撃的でした。流れと言うか、雰囲気的に検察の意義申し立てがこうも簡単に認められるとは、正直、想像していなかった。本人も、少し前のコメントで、「再審開始を信じている」と話していた。今、どんな気持ちだろうか。
えん罪?それとも事件の張本人?全国的に注目を浴びる事件だ。一方、地区のみなさんにとっては、もうあまり騒がれたくない過去の事件だと思う。マスコミの興味本位とは別に、地元は複雑だ。この事件に関わって、思い出すことがある。今年、2月に亡くなった義理の父(妻の父)、井上嘉重氏は、長く教鞭をとっていたが、事件当時、被告人の子の担任をしていたと聞いたことがある。真実は誰にもわからないことだが、事件に翻弄された家族や地域の多くの人たちのことを考えるとき、何とも言えない気分になる。
えん罪と死刑の賛否については、9月30日のブログに詳しく書いた。偶然か、意図的か、前日、9年ぶりとなる「一度に4人」の死刑執行が行われた。前法務大臣は執行の判子を押さなかったが、現大臣が積極的なことは報じられていた。しかし、急遽執行した理由が、未執行の死刑確定囚が100人を越える恐れがあるからだという。罪の重さは別として、そういう問題なのだろうか。???
投稿者 boss_blog : 2006年12月26日 23:07