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2007年05月13日
夕張≒名張!? NO.238
※名張地区まちづくり推進協議会総会(名張公民館)に出席。小学校区単位の地域のまちづくりに、県が直接支援をしていくことは少ない。しかし、市町に財政的な体力のない昨今、まちづくりも財源や人材不足に悩まされ続けている。一昨年に議提条例でつくった「地域産業振興条例」はもちろんのこと、これから県議会で議論される、生活創造圏にかわる「地域活性化推進条例」や、さらに、NPOや市民活動団体に住民税の1%を住民自ら指定をして資金援助する1%条例などを活用することによって、、少しでも、地域のまちづくりを後方支援できたらと思う。
※日本民謡和泉会 第21回発表会「民謡めぐり」(青少年センター)。 小学校1年生から80歳の方まで参加されているそうな。聴きごたえのある、すばらしい発表会です。写真はありませんが、名張市身体障害者互助会総会(ふれあい)にも出席しました。
さて、少し前まで、地元亀井市長の口ぐせは、「名張も口がとれて、夕張にならないように、しっかりと財政の健全化を」。夜、テレビを見ているとNスペで「夕張 破綻が直接住民を直撃する」というタイトルのドキュメントをやっていた。自治体の倒産と言われる「財政再建団体」に陥った夕張市の様子は、新聞等でも随分と目にしてきたが、容赦なくその負担を強いられ、追いつめられる市民の苦しい生活ぶりをブラウン管を通して(うちは未だ液晶やプラズマではないので・・・)、まざまざと見せつけられた。
市立病院が診療所になり、入院継続を許されず泣く泣く地元を離れ、市外の病院に移される高齢の患者さん。高齢者同志が何とか支え合おうと危険承知で屋根の雪降ろしに協同で取り組む自治会の人々。失職後、家族を支えるため市外に出ることを決意する観光施設で働いていたお父さん。どの顔も困惑と苦渋の決断、そして涙。こりゃあ、ホント大変なことだとあらためて感じた。国が認めてくれる再建計画にするには、高齢者福祉まで切らなくてはと主張する道庁からきた役人が、すごく非情で冷たい人に見えた(きっと役目柄仕方ないのかも)。
「議会の責任」・・・こうしてみるとやはり一番大きいのではなかっただろうか。632億円の借金のうち、353億円をこれから18年かけて返していくそうだ。「夕張で一生をと思ってた。つらい。今すぐでも夕張に帰りたいが・・・命落としたら連れて帰ってくれるさあ・・・」とつぶやく、転院させられた男性の顔が目に焼き付いた。
投稿者 boss_blog : 2007年05月13日 23:04