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2007年06月27日

今日は、一日暑かった!? NO.267

 今日は、一日大変暑かったらしい。らしい・・・というのも、結局ほぼ一日議会棟の中でいたので、外の様子がわかっていない。9:00〜10:00会派総会 10:00〜12:30予算決算常任委員会 13:30〜15:30 県立病院等調査特別委員会 15:30〜17:30打ち合わせ諸々 でした。

 予算決算常任委員会では、昨日書いたとおり、教育警察分科会で採決せずに予決に持ち込んだ警察署関連予算について、委員長報告した。分科会で採決すべきだったとの意見を一部の議員からいただいたが、なぜその点にこだわるのか理解に苦む。県民や議会に説明なく事業を展開しようとする県の姿勢を議会全体で議論することの方がこだわるべきことだと思うのだが・・・。結果的にはこの問題に係る附帯決議を行うことで予算案を承認した。附帯決議で県当局に求めた内容は、

1 今回の警察署庁舎整備の予算執行に当たっては、地域住民や関係市への説明責任を充分に果たすこと。

2 移転・改修・建て替え等の公共施設の整備に当たっては、県民サービスの利便性を確保するよう努めること。

3 重要な政策決定に当たっては、ガバナンスの観点から十分に県民や議会の意向を踏まえること。


 さて、午後は県立病院等調査特別委員会に出席。県の医療政策のあり方から県立病院のあり方まで議論するこの委員会は、幅も広く問題が複雑、その上、専門的な見地も必要となるので、一筋縄ではいかない。委員の皆さんも(自分も含め)、どういう方向性に議論を持って行っていいのかがナカナカ定まられない。とりあえずは、情報や知識を集積していくしかないような気がした。

 県が今、改訂を進めている三重県の医療計画は、それぞれの地域の医療連携体制のあり方を中心にまとめていただけるそうな。これこそ、まさに議会の県立病院民営化検討委員会が主張してきたことであり、県の医療計画に反映してほしかった理念の一つだと言える(民営化だけを議論してきた訳ではない)。一つの病院で、なにもかも完結させることはできない。官民、大小を問わず、その地域の医療機関を連携させ、地域全体で医療が完結する仕組みづくりが重要な時代だ。

 ただ、一点、気になったのは、医療計画策定のプロセスで、その連携を構築するコーディネートの役目を誰が責任をもって担うのかということだ。言葉では簡単だが、この部分が一番、各地域、各現場では困難な仕事と言える。健康福祉部長に問うと、それは地域の保健所長が担うとの説明。う〜ん、それは荷が重すぎないか。個々の能力の問題ではなく、もう少し県のチームプレーとしてしっかりとした働き掛けができないものか。ちょっと考えさせられてしまう・・・

投稿者 boss_blog : 2007年06月27日 21:23

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