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2007年07月06日

生まれ故郷っていうのは、ありがたいものです NO.272

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今日は、なんとなく涼しげで過ごしやすかった。こんな日が続くとありがたいんだけど。本日は終日、選挙関係の動きとなりました。夜は、演説会。久しぶりに、芝参議院議員がふるさと名張、出身地の長瀬地区に帰って来られました。地元の人や同級生のみなさんに囲まれて、なんともアッタカイ雰囲気の国政報告会に。生まれ故郷っていうのは、ありがたいものです。

 さて、昨日は、第1回目の「政策討論会議」に出席をした。テーマは、「博物館構想」について。三重県議会基本条例の第十四条に定めた、「議会は、県政の課題に関する調査のため必要があると認めるときは、目的を明らかにした上で、議決により、議員で構成する検討会等を設置することができる」を実現に移したものだ。今回は、知事のマニュフェストに示され、また、6月の定例会でも大いに議論となった「博物館構想」について議員間で議論を進めることとし、以降、喫緊の課題を順次取り上げていくことになる。

 新博物館構想については、昭和の時代から続いている議論だ。現県立博物館は、なんと昭和28年に開館したもの。老朽化と狭隘化から、建て替えが望まれてきた。昭和61年に三重県文化審議会が答申した「三重県における博物館構想」からスタートして、以降、何度も案が示されたが、ハコモノ抑制や時代の流れの中で、日の目を見ることがなかった。しかし、膨大な作業、すなわち議論の蓄積がその経緯の中に存在するので、いきなり何の蓄積もない人間が議論するのは容易ではない。

 「最初のセンター博物館構想がいい」「子どもたちが学べる博物館に」「まずは収蔵・保存が重要」「観光スポットになるくらいのものを」「体験学習を」「まずはじっくり本物をみせることを」「コストをかけずにつくる」「人材確保が先決」などなど、いろいろと意見が出されたが、ワタシにとっては、まずは、知識と情報を一定水準まで、自らの頭に入れ込む作業が必要って感じです。

 知事は、自らの博物館構想を文化審議会に委ねる。そして、出てきた答申を県民や議会に諮るということのようだが、議会改革先進県を標榜する三重県議会としては、政策形成の段階から提言すべしと言うおもいから、今回のアクションとなった。文化審議会の骨子案が示されるのは、10月頃が想定されるので、議会としては、それまでに基本的な方向性を示してたいと考えている。かなり、短期での集中作業となりそうだ。がんばりませう。

投稿者 boss_blog : 2007年07月06日 23:23

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