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2007年08月10日
神話の世界へ 視察最終日です NO.293
議会運営委員会の県外調査最終日(3日目)。本日は、島根県立古代出雲歴史博物館の調査へ。三重県議会では、政策討論会にて博物館構想をテーマに議論中のところ。委員それぞれが自主的に視察調査し意見を持ち寄ることになっているが、こうしたコースを組んでいただけるとホントありがたい。
※島根県立古代出雲歴史博物館(出雲市)
※ロビーに象徴的に設置されている、出雲大社境内から出土した3本束ねの巨大柱(鎌倉前期)
今年3月に開館したばかりだが、既に来館者は23万人を越えている。ただ、出雲大社のすぐ横という恵まれた位置なので、営業的には誘客しやすいか。内容的には、出雲大社と神話にまつわるものが中心であり、歴史系のみで(自然系は別にあるよう)、さらに古代文化に特化しているため、コンセプトとしては非常にわかりやすい。構想や計画を立てるには、比較的まとめやすかったのではないかと想像される。総事業費は約120億円。管理運営費は4億4千万円。指定管理者制度を導入している(ミュージアムいちばた=一畑電気鉄道+丹青社+近畿日本ツーリスト共同事業体)。
いろいろ質疑も出ましたが、ワタシからは、体験学習のあり方や学校教育との連携についてお尋ねした。ここでは、小中学校の先生方と委員会をつくり、博物館の活用の仕方について時間をかけて議論してきたようで、しっかりしたマニュアル=「古代出雲歴史博物館の活用の手引き」が完成している。参考までに、いただいてきました(事務局に)。また、別棟には体験工房があり、土器製作や玉作、藍染めなどの体験学習ができるようになっている。
館長さんや学芸部長さんには、忙しい中、大変お世話になった。時間の制約があったので、出雲大社は一瞬立ち寄れましたが、先般から、逆転ホームランで世界遺産に登録された「石見銀山」には立ち寄れなかった。残念・・・また、次の機会に。
投稿者 boss_blog : 2007年08月10日 19:45