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2007年11月02日

自殺行為・・・        NO.358

 自殺行為だ!!! 民主、自民両党の連立政権・・・と、書きかけたら、「民主 拒否」のニュースが続けて飛び込んできた。当然の結末と思いながらも、この世界は、いつ・どこで・何が起こるかもしれない。何があっても、ぶれない信念だけは失わずにいたいとあらためて思った。政権交代がなければ、この国は立ち直れないと考え行動してきたのに、戦前のような大政翼賛会のようなものが出来上がってしまったら、大変なことになる。それにしても、この騒動が意味するものは一体なに?   ^( ̄□ ̄;)^。 o ○ (??????)

 きのうのブログはサボです。議会へ登庁し、11/6開催予定の教育警察分科会のレクチャーを執行部から受けた。そして、今日も議会へ。本日は、予算決算常任委員会が開催され、18年度の一般会計・特別会計決算審査の総括質疑が行われた。各分野ごとの詳細審査は来週行われる。

 今日は、委員会終了後、議会が進めている会期見直しについて、知事との意見交換が行われた。会期見直しの件については、なかなか書くタイミングを逸してしまっていたので、この際、少しコメントを。会期の見直しについては、二つの側面があったと思う。一つは、まさに、審議のさらなる充実のための会期日数の拡大。そして、もう一つは議会の招集権の問題。前者は文字どおりだが、後者はなかなかわかりにくい。

 実は、自治法上、議会の招集権は議長にあるのではなく、首長にある。昨年度議員提案で成立した、三重県議会基本条例で、「知事その他の執行機関(以下「知事等」という。)とは緊張ある関係を保ち、独立・対等の立場において、政策決定並びに知事等の事務の執行について監視及び評価を行うとともに、政策立案及び政策提言を行うものである」と、高らかに宣言したわけだが、招集権が首長にあっては、自律した議会とは言い難い。もちろん、議員定数の1/4が請求すれば、臨時議会は招集できるが、定例会はあてはまらない。国にも、議長への招集権付与を訴えてきたが実現への道のりは遠い。そうした中から、例の「通年議会」という案が出てきた。

 知事が一度招集すれば、後は、一年間会期中としてしまう。議会自身のコントロール下に置こうというもの。そして、同時に、年4回の窮屈な定例会の会期に縛られることなく、余裕をもった審議日数もとれる。大災害や大事件の際にも、臨機応変に対応できると考えた。実際の中身は、現在の定例会の枠組みを少し、拡大するレベルのものとワタシ的には理解していた。が、しかし、結果的には、この通年議会案は、議会内部にも、また、執行部側にも大反響を呼び起こしてしまう。結局、年2回の会期案に落ち着いたところ(詳細は別途)。

 議会改革は、なかなか県民にはみえにくい。成果が、すぐ県民生活に直結するものでもないから。少しでも、成果が目に見えるものにという視点もあって、先の議会では、参考人招致も行ったところ。しかし、一方で、長いスパンで成果があらわれるものもあると思う。議会の自律への姿勢は、議員自身の取り組み姿勢にとけ込めば、議会全体の改革の大きな推進力となり、ひいては県民生活の向上に寄与するものと思う。ワタシ自身は、早期の通年議会実現を望みたい。

 野呂知事は、こうした議会の改革に理解は示すものの、要所要所では、自らの権限が侵されるのではと警戒心満載。今日の、意見交換でも、話し合いの場を確保しておきたいということから、常設の協議機関の設置を強く要望された。

 さて、議会では、今回の会期等の見直し案(中間案)に対する意見募集(パブリックコメント)を行っています。その中に、案の詳細が掲載されているので、ぜひ、お読みください。ちょっと堅いネタですが・・・。

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投稿者 boss_blog : 2007年11月02日 22:04

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