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2008年02月23日

どないだー???       NO.432

 どないだーこれ、この天気。きのうまでの、ぽかぽか陽気はどこへやら。雪交じりの突風が荒れ狂い、一気に真冬に逆戻り。ハワイ旅行?から冬の日本へ帰国したような気分・・・(行ってないし)。まあ、関西に春を呼ぶ「お水取り」まで、まだ20日以上あるし、「暑さ寒さも彼岸まで」のお彼岸までは約1か月もある(年寄りっぽいか)。今頃、あったかくなるわけないわけで・・・(でも、関東は春一番らしい。そんねん違うもの?)。そんなワタシの今日のカーライフのお供は、シェリル・クロウのベスト盤(ベスト盤に頼るべからず!)。タフな女性のイメージがエエ感じです。「イフ・イット・メイクス・ユー・ハッピー」は、多分、耳にした人も多いはず。お勧めです。

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PS.きのうの、チェ−ン・メールを信じた人も多かったはず。「私の知人の三歳の子どもが急性リンパ性白血病になってしまって・・・昭和医大に入院・・・RhマイナスB型の血液不足で手術が受けられない・・・」。ワタシもアチコチから電話やメールをもらいました。地元のケーブルテレビやFMで流してほしいと真剣なご依頼も。困っている人を助けたいという人の気持ちをもてあそぶトンデモナイ悪戯。困ったものです。今回は、意外に、ひっかかった年齢層が高い、との我が家の子どもの評。若い年齢層は、メールを見た瞬間に悪戯のチェーンメールとわかったはず、とのこと。そんなものですかあ〜

 2/14開催の「知的財産シンポジウム」の報告を。特許庁企画調査課の知的財産活用企画調整官、瀧内氏の講演要旨を。

 我が国の国際競争力は、ずっと1位だったが、90年代後半から落ち始め、2007年は24位に(スイスの調査機関、IMDより)。しかし、科学インフラの評価は、世界2位を維持してきており、また、研究開発投資や研究者数、特許登録件数なども、まだまだ高水準を維持している。天然資源のない日本が、今後も競争力を維持強化していくためには、価格競争ではなく、高い科学技術力を背景とした「革新的な技術による高付加価値な製品・サービスによる競争」に勝っていかなければならない。フロントランナー型への転換が今必要。

 小泉元首相は、知的財産に積極的に取り組んだ。施政方針で初めて知的財産について言及し、知的財産基本法の制定や知的財産戦略本部の設置を行った。その基本法に基づいて戦略本部が策定する「知的財産推進計画」には、知的財産の創造や保護・活用と並んで「人材育成」が独立した章として設けられている。そして、知的財産の重要性の高まりの中で、「知的財産人材育成総合戦略」が策定され、知的財産を創造したり、保護・活用に直接的に関わる人材育成のみならず、知的財産を将来創造することが期待される人材の育成、すなわち、裾野人材の育成がうたわれた。

 そのため、教育・研修機関等における知的財産人材の育成から、民間における人材育成まで、幅広い取組が求められる。特許庁においても、教育機関と連携をして、知的財産教育に関する実験協力校事業に取り組んだり、産業財産権のテキスト(先日のブログ写真に掲載したもの)の作成や無償配布なども行っている。また、児童や生徒、教職員向けのセミナーも開催したり、高校・大学向けのパテントコンテストなども実施している。ここ三重大学においても、教育機関と連携した研究が事業として実施されているところ。

 知的財産立国実現の鍵は、人材育成にある。知的財産を創るのも、保護・活用するのも、すべて人が重要。国民すべてが、知的財産人材として知的財産に対する意識を高く持つことが求められる。そのためには、児童・生徒・学生の時から、知的財産を尊重する態度を身に付け、知的財産マインドを育てることが大切である。

投稿者 boss_blog : 2008年02月23日 21:48

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