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2008年05月10日
見てきました「やなせ宿」 NO.472
旧町(市街地)の活性化の起爆剤として期待される「やなせ宿」の、オ−プンを前にした内覧会に行ってきました。あいにくの天候でしたが、朝から多くの見学者が訪れた模様。「やなせ宿」は、江戸末期から明治初めに建てられた旧細川邸を改修したもの。市が総工費約1億円をかけて、母屋、蔵などを改装するとともに、あらたに物産棟やトイレ棟などを整備した。オープンは、6月7日の予定で、会議や展示会への貸館、物産販売やコミュニティレストランに活用する。
ちなみに、旧細川邸は、薬商細川家(奈良県宇陀市)の支店として建てられたもので、虫籠窓(むしこまど)や袖卯達(そでうだつ)のある町屋。初瀬街道の風情を残す新町に残る貴重な建築物。また、「やなせ宿」の名は、あゆの名所である名張は、昔からあゆを捕るための梁(やな)が多く設けられたことから、「梁瀬(やなせ)」と言われていたことに由来する。さて、素敵な拠点施設が完成をみましたが、後は、どう市民が活用していくかがポイントになりそうです。是非、多くの皆様のご来場をお待ちしています。
※街道からの眺め。きれいに整備されました。
※ここから中に入ります。
※入口の土間と事務室空間。
※入口横の店の間。今日は、乱歩の資料や藤堂家の資料等が展示されていました。
※中の間〜奥の間
※奥の間。
※目玉の一つである物産棟。ワンデイ(日替わり)シェフとして市民が参加できるコミュニティレストラン。「好きな日だけシェフになりたい!」「得意料理・自慢料理を食べてもらいたい!」方、お待ちしています!とのこと。今日は、伊賀の手打ちそばがメニュ−でした。
※中蔵(展示室)
※中は、こんな様子。今日は、写真家、菊田先生の作品が展示されていました。
※母屋と蔵の間の空間。落ち着いた庭になっています。
※川蔵。名張川を背にして建つ蔵。活用方法は、これからとのこと。
投稿者 boss_blog : 2008年05月10日 21:27