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2010年03月21日
春の嵐が・・・ NO.697
まさに、春の嵐でしたね。猛烈な風と黄砂によるかすみ。今日の昼間は外を歩くのも大変でした。ただ、意外にも夜はもう冷え込んできていて、一日の中に、春と冬両方の顔が見えた不思議な日でした。さて、県議会も春の嵐が吹き荒れ、一時はどうなることかと思いましたが、何とか落ち着きそうであります。渦中にいた身としては、随分神経を使いましたが(頭脳は弱いので使いようがありませんでした)、解決に向かい、ホッとした気分で連休を迎えております。
県立病院改革は、地域医療を守りたい、という観点では、知事も議会側も同じ思いで議論を重ねてきたつもりですが、最終的な結論、具体的な取り組みの手法で折り合いがつかず、ワタシが委員長をつとめる健康福祉常任委員会の予算審議で、我が会派「新政みえ」から関連予算の減額修正案が提出されるなどして、厳しい局面を一時迎えました。最終的には、知事側から県立病院改革基本方針等の修正案が示され、ことなきを得たわけですが、志摩病院の指定管理者制度導入に関しては、より診療体制や医師数等の明示が進み、また、総合医療センターでは、懸念されていた看護師離職のリスクを避けるため特定独立行政法人化が目指されるなど、一定の成果を結果として得ることができました。ご尽力をいただいた関係の皆さまに御礼を申し上げます。
ただ、大変なのはこれからで、医師不足という重い足かせを引きずりながらも、地域住民の生命は何としてでも守っていかなくてはなりません。行政、議会、医療機関、県民、それぞれがそれぞれの立場でできることを最大限、しかも協力しあいながら、やっていかなくてはならないとあらためて感じています。伊賀名張の救急医療問題も、近く大きな進展がみられることと思います。次は、このことの解決に全力を注ぎたいと思います。
※ついでの、ここ数週間のご報告を!
3/13 伊賀の地域医療を考えるシンポジウム第3弾(上野フレックスホテル)
今回も多くの皆さんにご来場いただきました。関心の高さがうかがえました。医師不足から伊賀の公立2病院の機能分担・役割分担、すなわち片方を急性期病院、一方を回復期病院に分け、急性期側に医師を集約し救急医療を守ろうとする議論が大詰めを迎えています。住民感情的には、近いところに急性期病院があってほしいと願うのは当然。しかし、このままでは、救急医療体制がキープできないのも事実。救急車が現場に駆けつけても、受け入れ先がなく長時間立ち往生することも大きな課題です。医師不足は現状では一気に解決する状況にもないことから、われわれ地域住民は究極の選択を迫られていることを認識せざるを得ません。ただ、集約化を図っても、さらに引き上げ等による医師不足が生じるようでは話になりません。派遣元の三重大には、その点をしっかり確約いただかなくてはなりません。
3/19 三重県立看護大学の卒業式。はじめて出席させていただきました。三重の地域医療の充実のために、ぜひ頑張ってほしいと願います。
3/20 民主党三重県連躍進パーティー
蓮舫参議院議員をゲストに迎えてのパーティー。与党としての初めての催しでしたが、本当にたくさんの方にご参加いただきました。ありがとうございました。
3/21 富貴の森保育園の竣工式 市内初の私立保育園です。多様な保育サービスの充実に大いに期待いたします。
3/21 乱歩黒テントの世界
江戸川乱歩生誕地の新町で開催された催し。今年も、乱歩のお孫さんにあたる平井憲太郎氏が来名されました。
投稿者 boss_blog : 2010年03月21日 21:15