« 2011年10月 | メイン | 2011年12月 »

2011年11月27日

ハシズム完勝!   NO.817

ハシズム 完勝でしたね。市長選はダメでも、まだ府知事選があるさ、と思っていましたが、あっさり白旗です。河村市長率いる減税日本が少しトーンダウン気味だったので、ポピュリズムも意外に早く衰退かと思いきや、なんのなんの、大阪では健在でした。ただ、政治に携わるものとして、「ポピュリズム」と嘲笑してはいられないわけで、有権者の思いを汲みとれない今の政治の在り方をどう変えていけばいいのか、真剣に議論しなければなりません。

さて、時間がないので、簡単に近況報告を・・・

教育フォーラム名張.jpg

※11/23 教育フォーラム in Nabari (ADSホールにて)
昨年9月に策定された「名張市子ども教育ビジョン」のPRを兼ねたフォーラム。地元百合が丘地区のまちづくり委員会の皆さんの学習支援の報告内容が勉強になりました。「自分たちの時代感覚だと、子どもたちの数も減った教室なら、よりやりやすくなっているはず。学校の先生は何をやってるんだと言う気持ちだったが、実際教室に入ると、これは大変だなあと感じた。」「自分たちが先頭に立って教えるのではなく、あくまでも先生の指示でお手伝いするスタンス。だから、地域の人ならみんな出来る」とのお話。こうした学習支援の取り組みが進み、学校現場を多くの地域の皆さんに見てもらえれば、きっと、学校・家庭・地域の連携はもっと進んでいくような気がしました。

百合ハワイアン.jpg

※11/23 ハワイアン・コンサート(百合が丘市民センターにて)
冬にハワイアン! なかなかオツなもんであります。百合が丘の女性の皆さんで結成された「ゆり・ハワイアンズ」もなかなかカワユク素敵でしたよ。

地域イノベーション.jpg

※11/26 地域イノベーション学会大会(津センターパレスにて)
三重大学の西村訓弘教授を中心に今夏に設立された「地域イノベーション学会」の第1回大会に参加してきました。成熟社会の中で、人々の幸福をどう創造していくか、地域社会における幅広い変革=地域イノベーションを地域自ら進めていく中で見出していこうという趣旨のようです。「青くさく」語り合おうというスタンスに共感を覚えました。

福祉フォーラム伊賀.jpg

※11/27 障害者福祉フォーラム三重(ふるさと会館いが にて)
「三障害の連携に向けて」と題したパネルディスカッション。自ら精神障がいを持っているパネラーの方が、人前で話すことは勇気がいる。そのあと、誰が自分を守ってくれるだろうか。でも、変えるには話していかないと」と、発言されたのが印象に残りました。

投稿者 boss_blog : 22:14 | コメント (0)

2011年11月20日

活気あるなあ〜      NO.816

 14日〜17日まで、四日市港管理組合議会の海外港湾事情調査で韓国の釜山港と蔚山港に行ってきました。アジアのハブ港(海運の拠点となる国際的な港)として名高い釜山港ですが、やはりスケールが違いすぎますねえ。コンテナ取扱量では年間1,460万TEU(貨物の容量を示す単位。20フィートコンテナ1個分を1TEUと表示)と世界第5位(ちなみに四日市港は17万TEU)、トランシップ貨物量に限れば世界第3位(トランシップとは、積荷港から荷卸港まで、同一船舶で運送されずに、途中港で積み替えされることをいう)、にもかかわらずさらに、97年からは次の戦略として釜山新港の開発(コンテナ船30隻が同時に接岸可能な30バースを整備目標に)が進められている。地理的メリットは大きいものの、国をあげて戦略的に取り組んできた成果も大きいのでしょう。道路網や鉄道網などのインフラ整備は国、港のマーケティングは港湾公社ときちんと住み分けし、進めてきた成果がしっかり現れています。一方、巨大ハブ港に隣接して存在する蔚山港は、釜山港と住み分けを図り、液体貨物を中心に据えるオイル・ハブ港を目指し発展を続けています。資源のない国という意味では、日本も韓国も同様ですが、経済戦略的には韓国の方が思い切りがよく、うまく成果を出しているようです。活気を大いに感じました。

韓国1.jpg

※大都市と言えばソウルのイメージしかなかったワタシにとって、高層ビルが立ち並ぶ釜山の街の風景は驚きでした。釜山広域市は人口約370万人、蔚山広域市は人口約109万人。そりゃあ、大都市だわ。(プサンタワーから市街を臨む)

韓国2.jpg

※同じく、港方面を臨む。

韓国3.jpg

※釜山港湾公社にて説明を受ける。

韓国4.jpg

※公社の専用船で港湾内を案内いただく。今後は拠点を新港に移し、現在の拠点である北港は、日本で言えば「横浜みなとみらい」のように、ショッピングやホテル、旅客ターミナル等を整備していくそうな。

韓国5.jpg

※蔚山港湾公社にて説明を受ける。

韓国6.jpg

※こちらも公社の専用船で港湾内を案内いただく。オイル・ハブ港を目指すだけに、タンク類等が際立っています。

投稿者 boss_blog : 21:11 | コメント (0)

2011年11月12日

11月12日〜13日は街道市!  NO.815

☆引き続いての応援、よろしくお願いしま〜す!
→ カフェ メキシコ★ハナコ
→ 直接投票ならコチラ 投票は1回のみよ!

2011街道市4.jpg

 旧町(名張地区)のまちなかで開催される秋恒例の「街道市」がはじまりました。今日初日も、大勢の市民のみなさんが訪れ、にぎわいをみせています。旧町で生まれ育ったワタシとしては、年々さびれていくこの「まちなか」に辛いおもいを感じてきましたが、こうして名張地区まちづくり推進協議会の皆さんの手によって「街道市」が開かれるようになり、限られた時間ながら大勢の人々が旧町のまちなかを訪れ、にぎわいを取り戻していただいたことは、本当にすばらしいことだと感じています。

 個人的には、中町はなびし庵の「歴史影絵劇」と、乱歩生誕碑広場の黒テント内での「なつかしの名張のビデオ」、宇流冨志禰神社の「能狂言面展示」がお勧めです。明日は、松阪市から「しょんがい音頭と踊り」の応援もいただく予定です。ぜひ、ご来場くださいませ。

2011街道市2.jpg

子どもたちのダンスチームがオープニングを盛り上げてくれました。

2011街道市3.jpg

まちなかを歩きながら、旧町には、こんな風景が残ってるんだ、この路地を抜けるとココに繋がってるんだ、なんて感じてもらえると素敵ですね。

投稿者 boss_blog : 17:33 | コメント (0)

2011年11月10日

冬支度    NO.814

野いちご.jpg

晩秋から初冬へ・・・ってな感じでしょうか?急に寒くなりました。暖房器具が恋しくなりますねえ〜。ストーブを出したり、スタッドレスタイヤの準備をしたりと、冬支度を考えてしまいます。妻の実家の庭先に野イチゴが実をつけていました。なかなか目にする機会も少なくなりましたね。

→ カフェ メキシコ★ハナコ

 さて、我らがボス・メンバーのMillyちゃん、皆さんの応援のおかげでS-QEENバトル3回戦も突破しました。(拍手!!!) そして、4回戦の投票が早くも始まりましたので、ぜひ、ご協力くださいね!! 最後まで勝ち抜くぞ〜!

→ 直接投票ならコチラ 投票は1回のみよ!

投稿者 boss_blog : 21:06 | コメント (0)

2011年11月08日

いたってミーハー  NO.813

 11/7〜8と、民主党の地方自治体議員フォーラム全国研修会・総会に参加するため東京に行ってきました。7日は、予算決算常任委員会終了後の出発とあって、研修後半の到着となってしまいましたが、翌日も含め、いい勉強をさせていただきました。夜の懇親会には、野田総理も挨拶に来られ、なかなか盛り上がっていました。ただ、一度失った信用はなかなか回復するのは難しいものです。民主党の再起なるか否か、野田総理のリーダーシップと、党内の協力体制にかっかています。

民主東京1.jpg

※民主党地方自治体議員フォーラム全国研修会・総会(京王プラザホテル)

民主東京2.jpg

※あいさつに立つ野田総理。「そうまあ、騒ぎたてなくとも」と思いながらも携帯で写メールを撮ろうとしている自分が・・・いたってミーハーだね。

投稿者 boss_blog : 19:53 | コメント (0)

2011年11月04日

流れ流れて・・・  NO.812

 今日は知り合いにお誘いいただいて、京都の木津川市で開催されている「木津川アート2011」(11/3〜11/13)を見て回ってきました。昨年に続いての2回目の開催だそうですが、今年は「第26回国民文化祭・京都2011」の催しでもあり、文化庁や京都府など多くの団体が主催者となっています。「まちが語る、アートがうたう・・・懐かしい風景や建物、アートを感じさせる空間を利用して、展示やワークショップが行われる11日間。わたしたちのまち、どんどん好きになっていく」と、パンフレットのコピーにあるように、まちなかにある鉄工所や工場、お米屋さんの倉庫から古民家、神社までが舞台となり、たくさんのアートが設営されています。アーティストの皆さんも、全国公募で審査され選ばれた人たちで、遠くは海外からも出展される芸術家も。少し汗ばむ秋空のもと、まちなかを歩きながら素敵な時間を過ごさせていただきました。

アート.jpg

どんな作品が見れるのか、一つひとつの会場に足を踏み入れるたびに、ワクワクしてきます。

アート1.jpg

まちの写真館の再現だそうです。

アート2.jpg

お誘いいただいた同郷の福広さんと、案内いただいたUR都市機構の中川さんとランプ小屋の前にて。

アート3.jpg

現存する数少ない鉄道ランプ小屋の中。アートではありませんが、とってもレトロでイイ感じ。保存会の皆さんが、出迎えてくれました。

アート4.jpg

加茂JA倉庫内のアート空間。こうした場所を使っての作品が多いです。

アート5.jpg

会場は、ごく普通のまちなかです。名張の旧町、まちなかでもできそうなイベントですね。木津川市は奈良市の北、2007年に、相楽郡山城町・木津町・加茂町の3町が合併して木津市になっていて、けいはんな学研都市のエリア内。奈良市、京都市にも近く、ロケーションは名張よりはるかにイイですが・・・。

アート6.jpg

料亭を会場にしたアート。こちらは、カメラマン風に撮ってみましたよ!

アート7.jpg

こちらはマサに、木津川アート! バックは木津川です。風が吹くと音を奏でてくれる作品だそうですが、残念ながら風がない・・・。

アート8.jpg

鉄工所内のアート。壁際に並んでいる機械工具類もアートっぽく見えてしまいます。

アート9.jpg

ド〜ヤ!! という感じで存在する木津川市庁舎前のアート。

アート10.jpg

庁舎内玄関ロビーの天井空間も展示スペースに。やりますなあ〜

 さて、いかかでしたか。木津川は名張川の下流ですから、流れていっても現地に辿りつきますが、車か電車での訪問をお勧めします。たった11日間の催し期間ですが、このイベントの隠れた妙味は、たくさんの人たちが関わってイベントが準備されることではと思います。作家の皆さんは、遠くからも何度も現地に下見に来ます。先に作った作品を飾るのではなく、現場の雰囲気、会場にあわせて作品をつくります。現地の関係者の皆さんは、会場の適地を探したり頼んだり、また、作家の皆さんと一緒に現地を歩いたりと、多くの時間を費やします。さらに、ボランティアの皆さんが、会場となる倉庫や民家を掃除をしたり、会期中の作品の見守りをしたりと大奮闘。まちじゅうが関わっていくおもしろさがあるように感じました。興味のある方は是非、行ってみてください。13日までやってますよ!

PS.イベントの総合プロデュースをやっている佐藤啓子さん、主催者の木津川市の河井規子市長にもお会いしました。とてもイイ感じのイベントになっているのは、彼女たちの感性もあるのかな・・・

投稿者 boss_blog : 20:57 | コメント (0)

2011年11月01日

意外か 当然か  NO.811

11.11.1医療審議会.jpg

※11/1 三重県医療審議会地域医療対策部会(三重県庁)

 TPP問題に円高ショック、復興増税問題と課題山積の国政、身近なところでは大阪戦争と揶揄される大阪府知事と大阪市長のダブル選挙と、目が離せない状況が続きますね。特に、大阪勤めのサラリーマンを多くかかえる伊賀地域は、関西の経済や政治動向が税収にも大きく影響するところであり、大阪戦争の成り行きに気をもむところではありますが、遠く三重県庁では、あまり関心がなさそうであります

 さて、昨夜は県庁で開催された「三重県医療審議会地域医療対策部会」を傍聴して参りました。医療審議会の傍聴は2回目ではありますが、意外に?か当然?か、議会より?ここでの審議で県内の医療施策の重要なことが決定されていきます。今回は、地域医療再生計画(拡充分)の内示に伴う計画の進め方が議題でした。

 説明によれば、三重県が6月末に申請した約105.7億円(基礎額:15億円、加算額:90.7億円)に対して、内示額は約59.7億円(基礎額:15億円、加算額:44.7億円)となり、約49%が確保できた模様。個別の各事業の配分については、公平性を維持しながら金額を調整することは困難として、各事業の申請額と内示額の比率により配分するとのことでした。先に議会で議論のあった地域医療支援センター(この申請について疑義ありの仕掛け人としては、言いたいことが山ほどありますが・・・ここは冷静に)立ち上げの費用も一部含んでいるとの執行部の説明があった経緯があるので、その動向を注視してきたところです。しかし、審議会の面々はそうそうたるメンバーではありますが、執行部の重きが議会よりここにあるような気がしてしまうのは、ワタシだけ?  

PS.何度かお世話になっている「志摩の医療を考える会」の山下会長が参加されていたので、久しぶりにお話させていただきました。「伊賀の地域医療を守る会」もがんばらばきゃ!

PS.ちなみに審議会のメンバーは

加藤 正彦 委員( 三重県医師会 会長 )
浜田 正行 委員( 三重県病院協会 理事長)
竹田  寛 委員( 国立大学法人三重大学医学部附属病院 院長 )
登 勉 委員( 国立大学法人三重大学医学部長 )
伊藤 正明 委員( 国立大学法人三重大学循環器・腎臓内科学教授 )
高瀬 幸次郎 委員( 県立総合医療センター 院長 )
村林 紘二 委員( 山田赤十字病院 院長 )
小西 邦彦 委員( 県立志摩病院 院長 )
伊藤 宏雄 委員( 名張市立病院 院長 )
亀井 利克 委員( 三重県市長会 会長  名張市長)
古川 弘典 委員( 三重県町村会  御浜町長)
山下 美恵  委員(志摩地域医療を考える会 会長 )
秋山 則子 委員( NPO法人 三重みなみ子どもネットワーク 理事長 )
中山 治 委員(三重県保健所長会 )

投稿者 boss_blog : 22:10 | コメント (0)

柿食えば・・・  NO.810

 落ち葉が何とも物哀しい、晩秋に入りました。そんなワタシの今日のカーライフのお伴は、サイモン&ガーファンクルの「水曜の朝、午前3時」。ロッカーのワタシですが、S&Gは別格です。しっとりとした秋には、フォークソングが似合うもの。タイトル曲も含め、じっくり聞きこんでください。

 さて昨日は、鳥獣害対策の勉強にと、サルの群れの位置情報調査や追い払い等の技術指導に取り組んでいただいている福西久則さん(夏秋)の活動に同行させてもらいました。サル、シカ、イノシシによる農作物の被害は、拡大の一途。なかでも、サルは、網や柵では中々防御できない、やっかいな代物です。地域で協力をして、エサになるものを置かない、残さないような取り組みや、住民ぐるみでの追い払い、モンキードッグによる追い払いなど、様々な取り組みが行われていますが、いずれも根気よく取り組みを続けることが欠かせません。
 
 現在、名張市内で被害をもたらしているサルは、A群とB群の2つの群れ。それぞれが50頭以上の大きな群れです。この1か月、A群は比奈知〜国津〜長瀬〜つつじが丘〜青蓮寺〜中知山〜香落渓方面、B群は、赤目〜錦生〜室生方面を行き来しています。B群は発信機がついているので、位置がつかみやすくなっています(残念ながら、A群は発信機が故障等で機能していません)。

さる1.jpg

発信機からの電波をキャッチすると、受信機に反応が。音が強くなる方向に車で進むと、サルの群れが見つかりました。でも、一目散に逃げてしまうので、写真には撮れません

さる2.jpg

路上には、こんなものが・・・。みんなで柿を食べていたようです。

さる3.jpg

福西さんは、早速、打ち上げ花火を使って追い払いの作業にかかります。それぞれの地域で追い払いに協力してくださる方がいらして、お互いに情報交換しながら、作業を進めています。その日の調査情報はNPO法人「サルどこネット」のホームページに掲載しています。「サルどこネット」は、登録するとサルの群れの位置情報がケイタイやパソコンにメール配信される仕組みになっています。お問い合わせは、名張市農林振興室へ。

投稿者 boss_blog : 22:08 | コメント (0)